中林レディースクリニック

INFERTILITY診療内容

ADVANCED MEDICAL先進医療

中林レディースクリニックで実施している不妊治療の先進医療

検査

ERA(子宮内膜着床能検査) 着床のタイミング
子宮内膜環境が整う期間である「着床の窓」を調べ、着床率が最も高まる日に胚移植を行うため
EMMA(子宮内マイクロバイオーム検査) 子宮内膜の乳酸桿菌の割合の確認
割合が高いと着床・妊娠率が上昇するため低ければ治療します
ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査) 慢性子宮内膜炎の診断
診断された方には適切な抗生物質と治療法の提案
子宮内フローラ検査 次世代シークエンサー(new generation sequencer:NGS)を用いた、子宮内腔液に含まれる細菌の16SリボソームRNA解析により、通常の培養検査または、子宮鏡、病理学的検査では困難な子宮内細菌叢の正確な把握が可能である。結果に基づいて治療を行うことで着床率や生児獲得率が改善する可能性がある。検査結果については、Lactobacillus 属が 90%以上を正常、90%以下を異常とする。
子宮内細菌叢検査 子宮内膜の乳酸桿菌の割合の確認
割合が高いと着床・妊娠率が上昇するため低ければ治療します
慢性子宮内膜炎の診断
診断された方には適切な抗生物質と治療法の提案
子宮内膜胚受容期検査(ERPeak) 着床のタイミング
子宮内膜環境が整う期間である「着床の窓」を調べ、着床率が最も高まる日に胚移植を行うためERAは248の解析遺伝子数であるのに対し、ERPeakSMは着床の窓の鍵となる48の遺伝子に的を絞ることで、ノイズが少なくなり、診断精度向上を期待できる。

治療

タイムラプス 臨床的妊娠率の上昇・培養成績の向上・着床率・生産率の上昇
胚をインキュベーターから出さずに評価し、移植胚の選択を行うことにより、通常の観察による胚の選択に比べて妊娠率が20%向上する。
ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI) PICSIは、精子の形態学的評価だけではなく、成熟度をその場で判別しながら卵子に注入できるという点で従来の ICSIよりも先進性がある。ICSI後に反復流産や着床不全を経験した患者に次回採卵時の治療選択としてPICSIの情報を提供することが可能となる。奇形精子患者においても、射出精子の中に含まれている成熟精子をPICSIで選別し卵子に注入することが可能となり、結果的に流産率の減少が期待できるようになると考えられる。
マイクロ流体技術を用いた精子選別 DNA損傷率の低い精子を使用することにより、胚質の改善につながる可能性が指摘されている。
ZyMōtスパームセパレーターは精子DNA損傷に影響があるとされている遠心分離を行わず、源精液からDNA損傷率の低い良好な精子を選別可能である。それによって得られた精子による顕微授精では胚発育、妊娠率、着床率の向上、流産率の低下が報告されており、ZyMōtスパームセパレーターによる精子選別は有用であると考えられる。体外受精および顕微授精の胚培養成績の向上、臨床的妊娠率、着床率の上昇、流産率の低下の効果が期待できる。
子宮内膜スクラッチ 原因不明の着床障害が繰り返された症例に対し、胚移植を行う予定の前周期の黄体期に、局所子宮内膜スクラッチが、妊娠する可能性が大幅に増加する。
子宮内膜刺激胚移植法:Stimulation of Endometrium –Embryo Transfer(SEET 法) 胚移植前に体外培養を行った培養液上清を子宮内に注入し、培養液上清に存在するシグナル伝達物質を補うことにより、子宮内膜着床能の向上を図る。
二段階胚移植法 黄体補充開始後2~3日目に、凍結保存していた初期胚を1個融解して移植する。移植の手技は通常の胚移植と同様である。さらに排卵後4~6日目に凍結保存した胚盤胞を1個融解して移植を行う。反復ART不成功例に対する移植方法として胚盤胞がより高い確率で着床することを期待している。